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占い好きがはまる占いの勘違いを現役占い師が解説

占いの迷路から抜け出せ!

占いに携わって数十年になるが、言いきりの占い師のせいで勘違いをした相談者は後を絶たない。

それは占い師の解釈が至らなくても、相談者は言い切れられると、そうなのかと暗示にかけられて信じてしまう。

悩んでいる者にとっては、強く言われた方が頼もしく思うのも解らなくもないが、それが真実とは決して言えない。

それは鵜呑みにしただけで何故そうなのかは理解出来ていないのだ。

そうして基本が解らないまま問題が起こる度に占い師に聞く悪循環が起こり迷路に迷ってしまう。

相談者には、まずその迷路から脱出してもらってからでないと真実を伝える事は出来ない。

占い師がお金を時間で縛る方法をとる事から大切な説明を端折り答えだけを告げるのがそもそも問題だ。

勿論占い師も仕事でやっている事だから理解できる面はあるが、仕事なら客への応対として不親切ではないか。

また占い師自信が解っていないから説明が出来ないのをごまかしている事も往々にしてある事だ。

医者でも説明や承諾なしに手術はしない。

最低限の説明は必要だと占い師も相談者にも認識してほしい。

間違った認識を正す、余計な作業を少しでも省絡する為にここに書き記していきたいと思います。

一の巻 相性の良し悪しと好き嫌いは違う!

九星気学、四柱推命、姓名判断などの東洋思想の占いは全て同じ理論の考えが基本にある訳で全ては応用にすぎない。

その基本を理解しておかないと言われている答えが何故か解らないまま答えを鵜呑みにしなければいけない。

基本が解れば占い師が何を根拠に答えを導きだしているのか、デタラメを言っているのかあなたにも判断出来ます。

その為にまず覚えておいてほしいのは陰陽五行説です。

陰陽

簡単に説明しますと、陰陽つまり物事はすべて裏と表の二面があると言う事です。

動物には牡と雌、人間は男と女があり、表と裏、入ると出る、左右、上下の様に物事には相反する面が存在しているという事です。

事柄毎に二つの事象が起こり得る事がある事を常に意識しておかなければならない。

五行

五行とはこの世の物全ては木、火、土、金、水の五つの性質で分類されます。

生物、植物、季節、事象に至るまでこの五つに分類される。

細かい分類に関してはまたの機会に説明致しますが、五つの性質の関わり方でエネルギーの増幅、伝達や衰退、反発が起こります。

関わる事でエネルギーが増幅、伝達する事を相生(相性が良い)、エネルギーが衰退、反発する事を相克(相性が悪い)なのです。

エネルギーの循環は下記の通りです。

木気→火気→土気→金気→水気→木気の様に循環します。

木を火にくべれば、火は大きくなります。

火は燃え尽きて灰となり土の養分なとなり土に還ります。

土は金属を産み出します。

金属は大気中の湿気を水滴として産み出す。

水は木を育てる。

この様に物事の循環する様を表しています。

これが相生(相性が良い)です。

これが一つ飛ばしの関わりになると木気→土気→水気→火気→金気→木気となります。

木は土の養分を吸い取り枯らす。

土は水の勢いを止め濁らす。

水は火を消す。

火は金属を溶かす。

金属は木を切る。

この様に物事が衰退する様を表しています。

これが相克(相性が悪い)です。

まとめ

小難しく書きましたが陰陽五行説とは、相性が良い場合にも陰陽の二面があり、関わる事で仲良くなる、好きになると言う単純な事ではなく、陽の場合はそうなるが、陰の場合喧嘩やもめ事の末結果良しとなり”喧嘩するほど仲が良い”は相性が良い場合の陰のケースです。

相性が悪い場合も仲が悪い、嫌いになるではなく腐れ縁と言う形での陰のケースとして現れる場合があります。

単純に相性が良い、悪いで恋愛がうまく行く行かないを判断するのはあまりにも単純な判断ですので気をつけないといけません。

今回説明した陰陽五行説はこれから全てに関わって来ます。

この単純な図式が表す事が漢方医学の根本そのものです。

つまり占いとして語ってる事は自然科学なのです。

風水の思想も同様です。

これから色々な勘違いを紐解いて理解を深める旅にご招待しましょう。

プロフィール

与麻玲児

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